パフェの好きな人は多い事でしょう。様々な幸せの味が器の中に凝縮して、相乗効果でさらにさらに幸せになれる、パフェの味。
ときどきプチ贅沢をしようと思うのならば、紅茶とケーキも悪くはありませんが、沢山の幸せが詰まった大きなパフェも魅力的、ですよね!
クルマではそんなものあるかいな!?あるんです!軽自動車サイズなのにスポーツできちゃう面白い奴が!それはスマート・フォーフォーです!
スマート・フォーフォーでスポーツドライビングしようよ!
メルセデスが送る軽自動車キラー、という触れ込みで現れたスマートシリーズは、全幅1,665mmという5ナンバーサイズ以下のコンパクトボディ。軽自動車の全幅1,475mmに比べると、十分広いサイズ感。価格も100万円以上高価なこともあり、軽自動車ユーザーを取り込むことはできませんでした。
しかし、それは100万円の差を感じ取れる能力が低いから。実際に乗ってみれば、日本の軽自動車なんてケチョンケチョンだぜっていう絶対的に”いい走り”を実現してくれるのが、スマート・フォーフォーのBRABUSです。
むしろスマートを選ぶ理由って、この走りの為なのでは?と思わせるほど、いい走りっぷり。
びっくり飛び出す加速感
アクセルをちょっと踏めば、80kW(108ps)というボディサイズには似合わないエンジンが唸りを上げて飛び出します。
ぐぐぐーっとアクセルを踏み込むと、リアに搭載された897cc 直列3気筒DOHCターボエンジンが「ウォーン」と吼え、メルセデスAクラスにも勝てるんじゃないかという加速を楽しませてくれる。
カーブに差し掛かれば、フロントをクイッと沈み込ませて曲がる姿勢を容易につくれる。あとはカーブ外側のサスペンションを大いに上下させながら、楽しいコーナーリングを実現できるのです。
フロントタイヤは操舵だけ。リアエンジンがリアタイヤを駆動するので、ハンドリングがとってもナチュラル!ドライバーは楽しくって疲れとは無縁になる事間違いありません!
となると、速度違反が気になるところ。最近のスポーツカーは安定感が高くって、一般道ではゆったり走る他ありません。
ところがスマート・フォーフォーBRABUSは、一般道でもたいして速度を上げずに車の姿勢制御を楽しめちゃう。車ってメカで動いているんだなって実感しちゃうんです。
いつもボルボに乗っている私にとっては、そのヤンチャぶりが楽しくて仕方ない(^^;)交差点をクネクネ曲がって試乗コースを楽しんでまいりました!ボディデザインも相まって、危うく買うところでした!
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安定走行だってお手の物
ちなみに、別に高速運転が苦手なわけではありません。軽自動車に比べれば明らかに広いトレッドによって、高い安定感を獲得しているスマート。アクセルをしっかり踏み込む事で、東名高速道路でも難なく運転でいちゃいます。
形こそ軽自動車のトールワゴンと大差はありませんが、大きなタイヤでしっかりと路面に吸い付いている感じが良くて、さすがに差額100万円以上するなと思いました。
ここはハッキリいって、メルセデスってすごいなっていうレベル。スモールだけれども妥協しない。AクラスもBクラスも、きっと素晴らしい車なのだろうな。車作りに妥協しないんだろうな、と感じちゃう、質の高い乗り味はたまりません!
EV化の前に欲しいひとは絶対に急げ!
このパワフルエンジン搭載のスマートシリーズですが、ガソリンモデルは2019年が最後になるらしいです。
来年度は一気にEVへシフトする模様。EV化したスマートとか、欲しいに決まっているじゃないですか!
それでも、リアエンジンリアドライブで遠くから聞こえるエンジン音を楽しんだり、丸みがあって可愛いけれどキマっているインテリアが好みであれば、スマート・フォーフォーは最良の選択肢になるはずです。
軽自動車のサイズ感にプラスアルファが欲しい人や、ちょっとは豪華な車に乗りたい方にはスマート・フォーフォーは超おすすめです!